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モンスター分布図編集
種族データ
0002A662h〜0002B2EChが種族データです。 こばみ谷、食神のほこら、掛軸裏の洞窟、フェイの最終問題、第五ダンジョン?の順に並んでいて、それぞれ1階から順に種族コードが入っています。
例えば、最初の6バイトを見ると"38 39 01 38 39 01"となっています。 怪物リストを見ると、これは豆山賊系、小僧天狗系、マムル系、豆山賊系、小僧天狗系、マムル系を意味することが分かります。 すなわち、こばみ谷の1Fと2Fのデータです。
レベルデータ
0002B2EDh〜002BF77hがレベルデータです。 並びは種族データと同じです。
出現率データ
0002BF78h〜0002CC02hが出現率データです。 やはり並びは同じです。
まず、1つのフロアでの最初のモンスターに対応する値は必ず00hです(これがフロアとフロアの区切りの意味を兼ねます)。 そして、2番目のモンスターは00hより大きく、3番目のモンスターはそれより大きく、……と続けて、最後のモンスターが最もFFhに近い値になるようにします。 これでピンと来た人がいるかも知れませんが、あるモンスターの出現率は、((次のモンスターの値)-(そのモンスターの値))/100hとなるのです(最後のモンスターは(次のモンスターの値)=100hとして計算します)。
例えば、最初の6バイトを見ると"00 55 AB 00 55 AB"となっています。 ここから計算すると、こばみ谷1,2Fの豆山賊の出現率は(55h-00h)/100h=85/256、小僧天狗の出現率は(ABh-55h)/100h=86/256、マムルの出現率は(100h-ABh)/100h=85/256ということが分かります。
別の言い方をすると、1バイトの乱数を作成して、最初のモンスターから順に値を比較していき、初めて(乱数)<(出現率データの値)となる1つ前のモンスターが出現するということです。 すなわち、乱数が00h〜54hの時に豆山賊が、55h〜AAhの時に小僧天狗が、ABh〜FFhの時にマムルが出現するということです。
画像
2009年2月25日更新
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