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デバッグモード
どんなゲームにでもあるように、風来のシレンにもデバッグモードというものがあります。
出し方は簡単で、ROMイメージの00008200,00008201(ヘッダなしの場合は00008000,00008001)の2バイトを"FF FF"から"00 00"に変更するだけです。 これで風来のシレンはデバッグモードになり、数多くの機能が使えるようになります。
機能によっては同時に複数のキーを押さなければならないので、キーの組み合わせによっては正しく入力されないことがあります。 これはキーボードの仕様なので、回避するにはゲームパッドを使うか、キーの割り当てを変更してみて下さい。 私はゲームパッドを持っていませんが、キーボードで「STARTボタン以外のボタンを押す」「STARTボタンを押す」「STARTボタン以外のボタンを離す」の順で操作すると成功しましたので、この方法も試してみて下さい。 エミュレータによっては、1つのキーに複数のボタンを割り当てられるものもあります。 あなたのエミュレータでそれが可能ならば使いましょう。
目次
STARTボタンを押すと、次のフロアに進みます。 同時にレベルも1上がるという気が利く設計。
Bボタンを押しながらSTARTボタンを押すと、フロアにいるモンスターが見えるようになります。 モンスターハウスに入った時と同じ状態になります。
Yボタンを押しながらSTARTボタンを押すと、フロアにある道具が見えるようになります。 モンスターが見えるようになる機能と組み合わせると、透視の腕輪を装備した時と同じ状態になります。
BボタンとYボタンを押しながらSTARTボタンを押すと、フロアにいるモンスターが全滅します。 会話型NPCは消滅しませんが攻撃型NPCは消滅するので、盗賊番や番犬も消滅しますし、店主も攻撃モードにしておけば消滅するようになります。
Rボタンを押しながらSTARTボタンを押すと、フロアの地形が全てマップに描画されます。 階段もマップに表示されます。
フロアが明るくなるので、通路でも画面内にモンスターがいると見えるようになりますが、マップにアイコンは表示されません。 モンスターと道具が見えるようになる機能と組み合わせると、あかりの巻物を読んだ時と同じ状態になります。
BボタンとRボタンを押しながらSTARTボタンを押すと、道具の種別を選択するメニューが表示され、好きな道具を入手できます。 値が入る道具の場合は値も設定できます。 ターンを消費しないという素晴らしい設計。
これで道具変更は不要かというと、そうではありません。 パルプンテの巻物はこれでは入手できませんし、80h以上のキャラの肉を出そうとしてもなぜかマムルの肉になってしまいます。 これらの道具が欲しいときは道具変更が必要です。
「太陽の剣」「王者の剣」は正式名が決定するまでの仮の名前だったのかも知れませんが、そう言えばWindows版風来のシレンの効果音ファイルの名前もこれでしたね。
YボタンとRボタンを押しながらSTARTボタンを押すと、BGMが消えます。 次のフロアに行ってもBGMは流れないまま。 リセットすれば元に戻るようですが、それ以外の方法ではどうやって元に戻すのか分かりません。
BボタンとYボタンとRボタンを押しながらSTARTボタンを押すと、サウンドテストができます。 指定された番号のBGM・効果音を再生します。 番号はサウンドリストのものと同じです。 Yボタンを押すとBGMが停止されます。
2PのSTARTボタンを押すと、2Pの十字キーで自由に画面を動かせるようになり、画面中央のマス情報が表示されます。 2PのBボタンを押すと元に戻ります。
2PのXボタンを押すと、シレンの現在地のマス情報を表示できます。 地形を見渡しているときに使うと画面中央のマス情報が表示されます。 属性の数値はダンジョン編集の地形コードを1桁ずつにしたものと同じです。
2PのYボタンを押すと、キャラのグラフィックテストができます。 操作もやはり全て2Pで行い、十字キーの上下でキャラの変更、十字キーの左右またはY,Xボタンで方向の変更、STARTボタンで通常攻撃・特殊攻撃の切り替えができます。
攻撃グラフィックの存在しないキャラの名前は黄色で表示されます。 攻撃グラフィックが表示された後、「(キャラ番号)ポイントのダメージを受けた。」と表示されますが、実際にダメージを受けることはありません。 単にキャラ番号の表示も同時に行っているだけのようです。
2010年5月9日更新
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